育児休暇
育児休暇は、次の場合に取得することができます:
- 従業員が出産した場合
- 従業員の配偶者または事実上のパートナーが出産した場合
- 従業員が16歳未満の子供を養子にした場合
育児休暇の対象者&
従業員は、雇用主の下で12カ月以上働いている場合、無給の育児休暇を取得する権利があります。
以下の場合、カジュアルの従業員は無給の育児休暇を取得できます:
- 雇用主の下で12カ月以上定期的に働いている場合。
- 今後も同じ雇用主の下で定期的に働く予定である場合。
従業員が取得できる育児休暇の期間
従業員は12カ月間の無給育児休暇を取得できます。
無給の育児休暇を開始した従業員は、12ヶ月の延長を申請することができます。
育児休暇の取得方法
従業員は、無給の育児休暇を以下の期間取得できます:
- (たとえば、6か月連続など)連続した期間として
- (たとえば、数日間など)最長100日まで柔軟に取得可能
- 連続休暇と柔軟な休暇の組み合わせ
両親ともに育児休暇を取得したい場合
12ヶ月の無給育児休暇は、両親が同時に取得することができます。
また、両親が申請することで、当初の休暇期間からさらに12カ月延長することも可能です。
育児休暇に必要な事前の通知
従業員は、無給の育児休暇を開始する前に、少なくとも10週間前に雇用主に通知(notice)しなければなりません。
また、従業員は休暇開始の4週間前までに休暇の日程を確定する必要があります。
特別育児休暇
従業員が以下の理由で働けない場合、無給休暇を取得することができます:
- 妊娠中に、妊娠に関連する疾患を患う、または
- - 流産、堕胎、死産により妊娠12週目以降に妊娠が終了した。
このような休暇は特別無給育児休暇(special unpaid parental leave)と呼ばれます。
安全業務
妊娠している従業員は、妊娠のために通常の仕事ができない場合、安全業務(safe job)に就く権利があります。
従業員は、安全な仕事が必要であることの証拠(たとえば、医師の診断書)を雇用主に提出しなければなりません。
安全業務がない場合、従業員は安全業務不在休暇を取ることができます。従業員が育児休暇の対象である場合、雇用主はこの休暇に対する支払いをしなければなりません。
育児休暇からの復職
従業員が仕事に復帰する場合、育児休暇に入る前にしていた仕事に就く権利があります。
休暇中に他の人がその仕事をしていたとしても、従業員はこの仕事に復帰しなければなりません。
有給育児休暇
従業員は、オーストラリア政府から育児休暇手当を受け取ることができます。詳細については、Services Australia – Parental Leave Payを参照してください。
従業員は雇用主から有給育児休暇を取得することもできます。